RE-FAURÉ
presented by good umbrella
Jessica
Mizuha Nakagawa
feat.Prefuse73
私たちのプレイリストから遠ざかってしまったクラシック音楽。博物館の奥深くに収蔵された「美しい骨董品」を、「現代の音楽」へ翻訳、そして再生させるプロジェクトです。 不変の美しい音楽を、現代のアーティスト達と共にリメイクして行きます。
2017.11.20 Release
GDUB-001
RE-FAURÉ
Jessica (Ngatari / NENE BALLY) / Mizuha Nakagawa / Prefuse73
ガブリエル・フォーレ
artwork: Ayano Tachibana
direction: Yuri Suyama
recording: Kenji Miyamoto
mastering: Seigen Ono
1 Interlude I
2 Clair de lune(映像)
3 Après un rêve
4 Interlude II
5 Chanson d'amour
6 La feé aux chansons
7 Mandoline
8 Interlude III
9 Le secret
10 Une Sainte en son auréole
11 Mai
12 Interlude IV
13 Au bord de l'eau
14 The Fragments of Au bord de l'eau
15 Interlude V
16 Tristesse
17 Interlude VI
18 La Lune blanche luit dans les bois
19 Interlude VII
20 Pie Jesu(Requiem)
ガブリエル・フォーレは、19世紀を代表するフランス作曲家の一人です。
同時代の作曲家が古典的な旋法からの脱却を図るなか、
彼は調性と無調の波打ち際にとどまり、ひたすら美しいメロディと、
流麗な旋律を書き続けました。
フォーレの「歌」は、現代に生きる私たちにとっても未だ新鮮に、美しく響きます。
その色褪せない前衛性は、誰をも置き去りにはせず、聴き手に手を差し伸べるでしょう。
『芸術、とりわけ音楽とは、可能な限り人間をいまある現実から引き上げてくれるものなのだ(ネクトゥー著「評伝フォーレ」P.732)』と、自らが示したように。
メジャーレーベルよりキャリアをスタートさせ、三枚のアルバムと四枚のシングルを発表。その後、Ngatari のボー カリストとして、PROGRESSIVE FOrM よりアルバムをリリース。様々なコンピレーションアルバムの参加や、テ レビ/ラジオの出演、番組のエンディング曲を担当するなど活動は多岐に渡る。「坂本龍一トリビュートアルバム」 に楽曲を提供した際には、坂本氏本人より賛辞を贈られた。今回は十年振りの Jessica ソロ名義の作品となる。(Ngatari)
桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業後、渡仏。 パリ・エコール・ノルマル音楽院ピアノ科及び 室内学科のディプロマを取得。在仏中は多くのコンサートや音楽祭に招聘され、積極的に演奏活動を行う。Concours musical de France第1位、CMF賞、インターナショナルクロードカーンピアノコンクール第3位等、国内外のコンクールにて受賞。 2013年、George Crumbの「Makrokosmos Vol.2」をオノ・セイゲン氏の録音にて、国内初のリリースを実現した。
ギレルモ・スコット・ヘレン aka prefuse73は、21世紀を代表するエレクトロニカのアーティスト。 ボーカル音源をズタズタに分解し、トラック上で再構築するという画期的な手法を生み出し、エレクトロニカ・ヒップホップの先駆者として、多くのフォロワーを生んだ。深く、鋭利なビートと、重層的な美しい音のレイヤーによって、深淵なグルーヴを構築する。イギリス、ワープレコードの先鋭的な音楽家として、また数々の名義(Savath & Savalas、Delarosa and Asora、Piano Overlord、Ahamad Szabo)を使い分けながら、多彩なアルバム/EPをリリースし続けている。イエロー・イヤー・レコード主宰。
セイゲン・オノ 1984 年に JVC よりデビュー。87 年に日本人として始め てヴァージン UK(アーティストとして 3 枚)、ヴァージン・ ミュージックパブリシング(作家として 10 年)と契約。 エンジニアとしては、坂本龍一、今井美樹、ジョン・ゾー ン、アート・リンゼイ、キース・ジャレット、マイルス・ デイビス、キング・クリムゾン、コム デ ギャルソン、ク ロノス・カルテット、北島三郎等、国内外の数多くのアー ティスト作品を手掛けている。
立花文乃 多摩美術大学生産デザイン学科テキスタイル専攻卒業。スタイリスト伊賀大介氏に師事後、2012年より独立し、フリーのスタイリストとして活動。主な活動内容として、CMやミュージックビデオ、映画等のスタイリングの他コスチューム、ディスプレイ製作等。
杉田知洋江
2002年、瀧本幹也氏に師事。 2007年独立。活動開始。
-GRAPHIC
Mr.Children、NESCAFE GOLD BLEND、JR 東日本、NHK 大河ドラマ、SUNTORY BOSS、SUNTORY ALL FREE 、サンエーインターナショナル NATURAL BEAUTIY BASIC 、NTT docomo、西武鉄道、nepiaなど
-MOVIE
SUNTORY BOSS“ SILKY BLACK” WEB MOVIE、JR 東 日本「MY FIRST AOMORI」PRCM、ハウス C1000 ビ タミンウォーター CM 関西テレビ「ゴーイングマイホー ム」OP タイトル、ベツダイ「ZERO CUBE」PRCM google AdWords Express サンエーインターナショナル NATURAL BEAUTIY BASIC 2013、nepia Tissue Animals MOVIE、SONY α5000 Concept MOVIE カンロ ピュレグミ TVCM
須山悠里
デザイナー。1983年東京生れ。
山口デザイン事務所を経て、2006年よりフリーランス。書籍の装幀を中心に、美術、音楽、ファッション、パフォーミングアーツなどのデザインを手掛ける。渋谷区富ヶ谷のアトリエに、オルタナティブスペース「nani」を構えている。
主な仕事に、「ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家」@横浜美術館、、「MOTコレクション」@東京現代美術館、「ふたたびの出会い IZU PHOTO MUSEUMコレクション展」@IZU PHOTO MUSEUM、Rosas「Drumming ドラミング」@東京芸術劇場、「ロベール・クートラス展」@ベルナール・ビュフェ美術館、「日高理恵子展」@ヴァンジ彫刻庭園美術館、「杉戸洋 とんぼとのりしろ」@東京都美術館、「長島有里枝 そしてひとつまみの皮肉と、愛を少々。」などのグラフィック。
このような音楽を聴く機会を作ってくれたことに、感謝したい。
アピチャッポン・ウィーラセタクン(映画監督)
なぜならいまは使われない言葉や言い回しが使われていたり、もっと言うと読めない字があったりするから。
でもその点をあれこれ工夫して、翻訳、して出したら大抵の人が爆笑してくれた。
なぜならそこには、いつまでも変わらない人の心、文学の神が住んでいるから。
そして音楽も同じであるということをこの度知りました。
美しく精妙でありながら俗情も刺激する歌声に肺腑を抉られました。やられました。
町田 康(小説家・ミュージシャン)
実際、それはとてつもない衝撃だった。
スコット・ヘレン(ミュージシャン)